コンビニやファミレスの食材の産地は?添加物は大量に使用されているの?

コンビニやファミレスの食材の産地は?添加物は大量に使用されているの?

コンビニやファミレスなどの飲食店は、手軽に食事ができる便利さが魅力。

しかし、「コンビニのカット野菜は薬漬けで、おでんは添加物のかたまり」や、「ファミレスやチェーン店は中国産の食材ばかり」など、危険な情報もよく耳にします。

そのためコンビニやファミレスを利用しながらも、体に悪影響を与えないか心配な人も多いはず。

そこでコンビニやファミレスなど、飲食店の食の安全生について調べてみました。
避けたいお店や注意点について見ていきましょう。

コンビニやファミレスのご飯は体に悪い?

コンビニやファミレスのご飯は体に悪い?

コンビニやファミレスなどの飲食店の安全性で、特に体への影響が心配なのが「食品添加物」と「食材の産地」。

飲食店の食の危険性で、よく耳にするのが下記の3つです。

  • コンビニのおでん(はんぺんなど練り物)が長時間浮いているのは、添加物が大量に使用されているから
  • カット野菜が変色しないのは消毒されているから
  • 低価格の飲食店は、中国産の食材ばかり使用している

これらの内容が本当なのか、食品添加物から順に確認していきましょう。

コンビニやファミレスは大量に食品添加物が使用されている?

コンビニやファミレスは大量に食品添加物が使用されている?

たしかに、コンビニやファミレスには食品添加物を使用したメニューがたくさんあります。しかし結論からいうと、その食品添加物が体に悪影響を及ぼす危険性はありません。

なぜなら、食品添加物は国際基準によって使用量の上限が決められているから。

その上限量は『ADI(1日摂取許容量)』といって、毎日一生食べ続けても健康に影響しない基準値として、国際的に定められたものです。

ですから食品に使用される添加物は、その基準値よりも少ない量しか使用されていません。

その上限量は『ADI(1日摂取許容量)』といって、毎日一生食べ続けても健康に影響しない基準値として、国際的に定められたものです。

そのためコンビニやファミレスに限らず、冷凍食品やレトルト食品などに使用されている食品添加物も、体への影響は極めて低いと考えられています。

ただ食品添加物は栄養素ではないので、積極的に摂取する必要はありません。ですから食品添加物の使用を抑えた食品を選ぶのも大切です。

ちなみに、コンビニのおでん(ちくわなどの練り物)は長時間浮き続ける理由として、大量の添加物(主にソルビン酸やリン酸塩)が使用されているからだという意見があります。

ちくわやハンペンなどの練り物製品に使用される添加物も、すべてADI(1日摂取許容量)の範囲内の使用量です。
しかし、ちくわやハンペンなどの練り物製品に使用される添加物も、すべてADI(1日摂取許容量)の範囲内の使用量です。

さらに、ソルビン酸の急性毒性量は7.4~12.5g/kgで、私たちが毎日使用している食塩の急性毒性量は4.0g/kg。

この急性毒性量の値が低いほど、少量で体に悪影響を与える危険性があるのですが、ソルビン酸は食塩より毒性が低い成分なのです。

ですから、おでんに含まれるソルビン酸などの影響を心配する必要はありません。

コンビニのおでんが長時間浮く理由は、単純にハンペンなどに気泡がたくさんあることが大きな理由だと考えられます。

カット野菜が変色しないのは消毒されているから?

カット野菜が変色しないのは消毒されているから?

また、コンビニのおでんと同じく危険な食品としてよく聞くのが、コンビニやスーパーなどで扱われているカット野菜。

家庭で切った野菜はすぐに変色するのに、カット野菜が変色しない理由は薬品(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒されているからだという意見があります。

しかし、これもただの噂に過ぎません。

その証拠に、カットキャベツを次亜塩素酸ナトリウムに浸した実験では、次亜塩素酸ナトリウムに浸したキャベツよりも、水だけで洗浄したキャベツのほうが傷みにくく、ビタミンCも減らないことが確認されています。
参照元:茨城県工業技術センター-カットキャベツの殺菌と日持ちへの影響pdf

実際は、カット野菜は食塩水を電気分解した「電解次亜水」で洗浄されています。電解次亜水は食品への残留性が低く、厚生労働省からも安全性が認められた殺菌水です。

ちなみに変色したカット野菜を見かけないのは、陳列後の商品チェックの際に変色した商品は排除されるからで、カット野菜も時間が経てば変色します。

続いて、食材の産地について見ていきましょう。

飲食店で使用する肉類や魚介類の多くは外国産

飲食店で使用する肉類や魚介類の多くは外国産

こちらも結論からいうと、飲食店に使用される食材は外国産が多いです。

その大きな理由は国内自給率が低いから。日本の食料自給率はカロリーベースでわずか39%、残りの約60%を輸入に頼っています。

その大きな理由は国内自給率が低いから。日本の食料自給率はカロリーベースでわずか39%、残りの約60%を輸入に頼っています。

生産量の少ない国産食材は、全国のスーパーが主な流通先。日本人は国産志向が強いため、産地表示が義務づけられているスーパーなどが、国産食材の大半を買い付けます。

ですから、コンビニやファミレスなどの飲食店が国産食材のみを使用するには、国内自給率を上げない限り不可能なのです。

そのため飲食店が外国産食材を使用するのは、現状は仕方がないこと。重要なのは、輸入食材の安全面に問題がないかです。

なお輸入食品に関しては、厚生労働省が「輸入食品監視指導計画」に基づき、輸入食品の安全性の検査をおこなっています。

ただ平成27年度の輸入食品監視統計(厚生労働省より発表)によると、2015年の届出約225万件のうち、実際に検査がおこなわれたのは約19万件だけ。

輸入食品のわずか8.7%しか、安全検査はおこなわれていないのです。

そのため市場に出回った後に違反が発覚したケースもあります。2014年度は残留農薬や病原菌の検出が理由で、流通後に違反が発覚した輸入食品が合計で10万kgもありました。

アメリカ産やオーストラリア産の肉は、ホルモン剤が使用されている

アメリカ産やオーストラリア産の肉は、ホルモン剤が使用されている

また牛肉や豚肉の主な輸入先であるアメリカやオーストラリアは、牛や豚などの家畜に成長ホルモンを使用している場合があります。

国内では成長ホルモンの使用が禁止されていますが、アメリカやオーストラリアでは成長ホルモンの使用が認められているのです。

日本癌治療学会では、成長ホルモンが投与された家畜の肉を食べると、発がんリスクが高まると危険視されています。

しかし食肉に残留する薬品も食品添加物と同じく、基準値が定められているので形式上は問題ないとされているのです。

ですから、さきほどの輸入食品の検査体制や家畜の育て方などを知ったうえで、自分が何を避けたいか、何を優先したいか判断する必要があります。

そのためには、飲食店がどのような食品を使用しているか知ることが重要。では、飲食店で使用されている食材の産地をチェックしていきましょう。

大手ファミレス・チェーン店の食材の産地

大手ファミレス・チェーン店の食材の産地

ちなみに飲食店に使用される食材の多くは、地域や季節などによって産地が変わることが多いです。

ですから下記のデータ(2017年7月時点)は、使用される産地の目安として参考にしてください。

◎・・国産のみ使用
○・・国産を中心に外国産も使用
△・・外国産を中心に国産も使用
×・・外国産のみ使用

びっくりドンキー

びっくりドンキー

食材産地国産
使用
お米日本
牛肉ニュージーランド
オーストラリア
アイルランド
×
豚肉日本・カナダ・メキシコ
日本
生乳ニュージーランド
オーストラリア
ドイツ・オランダ
デンマーク
×
チーズニュージーランド
オーストラリア
×
しめじ日本
玉ねぎ日本
トマトイタリア×
ミニトマト日本
ねぎ
大根
大葉
日本
ゴマグアテマラ・パラグアイ他×
パインマレーシア×

(参照)2017年7月・東京地区
参照元:びっくりドンキーホームページ-産地情報

メニューはハンバーグが中心ですが、その主原料である牛肉は100%外国産。国産の割合が多い豚肉も、一部カナダ産やメキシコ産が使用されています。

ちなみにミニトマトは国産を使用している一方で、トマトの産地がイタリアの理由はトマト缶を使用しているからだと考えられます。

イタリア産のトマト缶は、中国産のトマトを使用している可能性が高いです。

ガスト

ガスト

食材産地国産
使用
お米日本
牛肉オーストラリア・メキシコ
ニュージーランド・カナダ
×
豚肉アメリカ・カナダ
デンマーク・イタリア
×
鶏肉ブラジル・タイ
アルゼンチン
×

(参照)2017年7月時点
参照元:すかいらーくグループ-主要食材産地情報

お米は国産ですが、牛・豚・鶏の肉類はすべて外国産です。

野菜などその他の食材は、季節によって産地が異なるため細かな情報は公開されていません。日本を含む世界各国から調達しているとされています。

サイゼリヤ

サイゼリヤ

食材産地国産
使用
お米日本
パン
(小麦粉)
アメリカ×
麺類イタリア×
牛肉オーストラリア・日本他
豚肉アメリカ・カナダ他×
鶏肉ブラジル・タイ・日本
日本
チーズイタリア・アメリカ
ドイツ他
×
ハム・
ベーコン等
イタリア・カナダ
アメリカ・日本他
イカ日本
甘エビカナダ・グリーンランド×
エビタイ×
たらこロシア・アメリカ×
貝類ニュージーランド×
トマトイタリア・日本
オーストラリア
きのこ日本
レタス日本
グリンピース
アメリカ×
キャベツ日本
ホウレン草日本・イタリア
コーンアメリカ
ニュージーランド
×

(参照)2017年7月時点
参照元:サイゼリヤホームページ-原産地情報

イタリア料理がメインのため、他の飲食店よりもイタリアン産の食材が目立ちます。

ワインやオリーブオイル、生ハム、チーズなどをイタリアから輸入。本場の味を再現するための外国産食材の利用は好感が持てます。

ロイヤルホスト

ロイヤルホスト

食材産地国産
使用
お米日本
牛肉オーストラリア
アメリカ・日本
豚肉日本
鶏肉ブラジル・日本
日本
ハム・
ベーコン等
デンマーク・アメリカ
カナダ・イタリア等
×
かたくち
いわし
日本
メカジキ台湾・セイシェル
バヌアツ・韓国・日本
×
チリ×
うなぎ日本
エビベトナム×
イカインド×
カニ韓国・日本
ホタテ日本

(参照)2017年7月・東京地区
参照元:ロイヤルホストホームページ-原産地情報

外国産食材の利用が多いのは、ヨーロッパが本場のハムやベーコンなどの加工肉や国内生産量の低い魚介類など。

牛肉や豚肉も約9割が外国産ですが、一部のメニューには国産の牛肉や鶏肉が使用されています。

また国産のみを使用している豚肉をはじめ、国産の牛肉や鶏肉を使用したメニューには国産の表記がされているので、「国産」表示のない肉類のメニューは外国産食材が使用されていると思いましょう。

すき家

すき家

食材産地国産
使用
お米日本
牛肉アメリカ・カナダ
オーストラリア・メキシコ
×
日本
うなぎ中国×
玉ねぎ中国・日本
キャベツ日本
レタス日本・台湾

(参照)2017年7月時点
参照元:ゼンショーホームページ:食の安全・こだわり「牛肉」

メインとなる牛肉やうなぎを外国産でまかなっている状況です。

外国産食材のなかでもイメージが悪い中国産うなぎの使用については、養殖場の水質や土壌、飼料、薬品の残留検査、微生物検査など、合計11回の検査をおこない安全性を管理しているので問題ないとしています。

【うなぎの安全管理について】
参照元:ゼンショー-食へのこだわり「魚」

鳥貴族

鳥貴族

食材産地国産
使用
お米日本
パン類オーストラリア・日本
アメリカ他
麺類日本
牛肉日本
豚肉日本
鶏肉日本
日本
チーズオーストラリア・日本
ニュージーランド
デンマーク他
かまぼこ
(原料の魚)
アメリカ・インド
マレーシア・ミャンマー
×
豆腐日本
明太子日本
バジルエジプト×
キャベツ
ねぎ
レタス
きゅうり
トマト
枝豆
玉ねぎ
にんじん
山芋
ゴボウ
大根
ショウガ
日本
わさびベトナム・中国×

(参照)2017年7月時点
参照元:鳥貴族-商品情報

肉類は外国産を使用する飲食店が多いなか、メインの鶏肉をはじめ牛・豚の肉類すべて国産です。

サイドメニューに使用される食材もほぼ国産。国内生産量が低い小麦製品やチーズなども外国産だけに頼らず、国産も使用しています。

ショウガも国産のみを使用しているので、わさびも国産が使用されることに期待したいです。

丸亀製麺

食材産地国産
使用
うどん
(小麦粉)
日本
だし
(昆布)
日本
お米日本
牛肉アメリカ・カナダ
メキシコ・日本
豚肉スペイン×
鶏肉ブラジル・タイ・日本
日本
ロシア・アメリカ×
アジ日本・スペイン
キスオーストラリア×
イカ中国×
エビベトナム・タイ
インドネシア・インド
×
明太子ロシア・アメリカ×
かぼちゃニュージーランド
メキシコ・日本他
玉ねぎ
ねぎ
しょうが
大根
長芋
日本・中国
ジャガイモ日本
ニンジン日本・中国
オーストラリア
ニュージーランド
さつまいも日本・ベトナム
のり韓国・日本
ゴマミャンマー・メキシコ
エチオピア等
×
中国×
昆布日本
赤しそ中国×
高菜中国×
わさび日本・中国

(参照)2017年7月時点
参照元:丸亀製麵ホームページ-メニュー一覧

メインのうどんとお出汁は国産ですが、トッピングやおにぎりの具材は外国産の食材が多く使用されています。

おにぎりは6種類中(シャケ・明太子・梅・こんぶ・梅しそ・高菜)、国産の具材が使用されているのは「こんぶ」だけです。

スシロー

スシロー

食材産地国産
使用
お米日本
すし酢日本
のり日本・韓国・中国
わさび日本
甘だれ日本
赤だし
(大豆)
カナダ・中国×
お茶日本
醤油日本
天つゆ日本
がり中国・タイ×
大葉日本・中国
ゴマ中南米・アジア地域×
日本
ミナミ
マグロ
日本・韓国
本マグロマルタ・スペイン他×
タイ
ハマチ
イワシ
ホタテ
日本
うなぎ
穴子
アサリ
中国×
サーモン
エビ・イカ
タコ・サバ
イクラ他
ノルウェー・チリ・カナダ
スコットランド・ロシア
アイスランド・ベトナム
タイ・アルゼンチンなど
×

(参照)2017年7月時点
参照元:スシローホームページ-原産地情報

ベースとなるお米・酢・わさびは国産ですが、人気のあるサーモンやマグロをはじめ、多くのネタがさまざまな国から輸入されています。

タイ・ハマチ・イワシ・ホタテの4種は国産のみを使用。

ネタのトッピングに使用される大根おろしやショウガ、ねぎなどは、国産と中国産の両方が使用されています。

CoCo壱番屋

CoCo壱番屋

食材産地国産
使用
お米日本
牛肉オーストラリア
ニュージーランド
アメリカ・カナダ
×
豚肉メキシコ・アメリカ
カナダ
×
鶏肉中国・タイ・日本
日本・ブラジル
牛乳日本
チーズオランダ・ドイツ他×
ジャガイモフランス・ベルギー×
ナスベトナム・中国他×
ピーマン
オクラ
キノコ類
中国×
アスパラペルー×
玉ねぎ
ミニトマト
日本・中国
トマトポルトガル×
にんじん日本
リンゴ
ジュース
中国×
オレンジ
ジュース
ブラジル・イスラエル他×

(参照)2017年7月時点
参照元:CoCo壱番屋ホームページ-原産地一覧

他の飲食店に比べて外国産の野菜の利用が目立ち、国産だけを使用している野菜はニンジンだけ。玉ねぎも主に国産が使用されていますが、中国産も利用されています。

その他の野菜は、他の飲食店では国産使用の多かったジャガイモをはじめ、多くの野菜が外国産です。

また鶏肉やリンゴジュース、お子様セットに含まれているりんごゼリーなどは中国産が使用されています。

ほっともっと

ほっともっと

食材産地国産
使用
お米日本
麺類カナダ・アメリカ
オーストラリア・日本
×
牛肉アメリカ・メキシコ
オーストラリア・カナダ
ニュージーランド
×
豚肉アメリカ・カナダ
ヨーロッパ・メキシコ
チリ・日本
×
鶏肉ブラジル・タイ
中国・日本
×
日本
ハム・
ベーコン等
アメリカ・オランダ
カナダ・デンマーク他
×
サバノルウェー×
チリ×
マグロベトナム×
ホキ(魚)ニュージーランド×
うなぎ中国×
エビベトナム・タイ
インドネシア
×
イカ中国・チリ×
カニ日本
明太子ロシア・アメリカ×
いなりあげ
(大豆)
アメリカ×
ちくわタイ・日本・中国
アメリカ・ベトナム他
のり日本
昆布中国×
白菜キムチ韓国×
小松菜中国×
かぼちゃニュージーランド・中国×
ジャガイモ日本
ゴボウ中国・台湾×
トウモロコシアメリカ×
たくあん
(大根)
日本

(参照)2017年7月・東京地区
参照元:ほっともっとホームページ

定番メニューやどのお弁当にも使用される副菜などを1年中安定して供給するには、季節に応じてさまざまな地域から食材を調達するしかありません。

そのため外国産の食品が多くなるのは仕方ないのですが、お米を除く、肉・魚・野菜などのおかずに使用される食材のほとんどが外国産です。

マクドナルド

マクドナルド

食材産地国産
使用
パンアメリカ・カナダ
オーストラリア
×
牛肉オーストラリア
ニュージーランド
×
豚肉アメリカ×
鶏肉タイ×
日本
牛乳日本・オーストラリア
スケソウ
ダラ
アメリカ×
エビタイ・ベトナム×
チーズオーストラリア
ニュージーランド
日本・アメリカ
ハム・
ベーコン等
デンマーク・ドイツ×
ジャガイモアメリカ×
玉ねぎアメリカ・日本
レタス日本・台湾・アメリカ
きゅうり
(ピクルス)
インド・スリランカ
トルコ
×

(参照)2017年7月時点
参照元:マクドナルドホームページ-主要原料原産国

ハンバーガーやポテトに使用される食材のほとんどが外国産です。国産のみを使用している食材は卵だけ。

玉ねぎはスライスタイプが国産で、ハンバーガーの中に挟まれているみじん切りのタイプはアメリカ産です。

主な仕入先はアメリカ・オーストラリア・ニュージーランド、タイですが、アップルパイに使用されるリンゴは中国から調達しています。

モスバーガー

モス

食材産地国産
使用
パンアメリカ・カナダ×
牛肉オーストラリア
ニュージーランド
アメリカ
×
豚肉チリ・カナダ
アメリカ他
×
鶏肉中国・日本
日本
エビベトナム×
ホキ(魚)ニュージーランド×
チーズニュージーランド
オーストラリア
×
ハム・
ベーコン等
デンマーク・オランダ
フランス他
×
ハラペー
ニョ
メキシコ×
ジャガイモカナダ・アメリカ×
玉ねぎ日本・中国
レタス
グリーン
リーフ
キャベツ
黄パプリカ
日本
大豆アメリカ・中国-
トマト日本・ギリシャ
イタリア・中国他
アボカドペルー×

(参照)2017年7月時点
参照元:モスバーガーホームページ-主要原産地情報

マクドナルドに比べて、国産野菜を使用している割合が高いです。

ただ、ハンバーガーなどに含まれる玉ねぎは国産が使用されているものの、オニオンフライに使用される玉ねぎは中国産なのが残念。

またチキンナゲットの鶏肉は国産ですが、モスチキンに使用されている鶏肉もオニオンフライと同じく中国産です。

以上のように、飲食店で使用される肉類や魚介類の多くは外国産が主流です。

その他の食材はできる限り国産を使用しているお店もありますが、年間通して提供するため外国産も利用しているケースが多く見られました。

ぜひ上記の表を参考に、自分が避けたい食材やお店などをチェックしてみてください。

まとめ

自分で食材を購入するときは国産食材を優先して選んでいましたが、飲食店で外国産の食材を摂取していたのはショックを受けました。

ただ月に数回の外食が、健康に大きな害を与えるとは私は思いません。

食の安全と楽しみのバランスをうまく取れるように、自分が何を大切にしたいか、今回の外食事情を知ったうえで、自分が思う食のスタイルを見つめ直していきましょう。

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