砂糖が有害って本当?子どもがキレたり骨が溶けるのは砂糖が原因?

砂糖が有害って本当?子どもがキレたり骨が溶けるのは砂糖が原因?

『子どもがキレる原因は砂糖の過剰摂取』という話を、聞いたことはありませんか?

砂糖有害説といって、砂糖を危険視する考えがあります。
その理由のひとつが、子どもの暴力性への影響。
砂糖を摂り過ぎると、子どもがキレやすくなるというのです。

他にも砂糖有害説では骨が溶けたり、認知症やうつなどの発症に影響すると考えられています。

ただ、気になるのがその信憑性です。

WHO(世界保健機関)でも砂糖の摂取量の低減は推奨されていますが、その理由は肥満や虫歯を防ぐため。
子どもの暴力性や骨への影響などについては、何も触れられていないのです。

はたして、砂糖有害説は本当なのでしょうか?
そこで、砂糖の危険性や体への影響について、調べてみました。

子どもがキレるのは、砂糖のせい?

子どもがキレるのは、砂糖のせい?

まずは、砂糖有害説について確認しておきましょう。
砂糖を有害とする理由には、代表的なものが3つあります。

それは、砂糖の依存性(中毒性)・子どもの暴力性(すぐキレる)・骨への影響です
では、砂糖の依存性から順に見ていきましょう。

砂糖の依存性

砂糖依存症という言葉があるくらい、砂糖は依存性の高い食品です。

砂糖依存症という言葉があるくらい、砂糖は依存性の高い食品です。
そのため、砂糖を多く含むお菓子やジュースばかり摂取していると、甘いものを食べずにはいられなくなり、どんどん摂取量が増える危険性があります。

WHO(世界保健機関)では、砂糖の摂取量は成人で1日25g(ティースプーン6杯)未満を推奨していますが、私たち日本人が1日に摂取している砂糖の量は、平均で約50g。

ほとんどの人は、WHOが示す摂取量の2倍以上の砂糖を食べているのです。

砂糖を多く含む食品といえば、お菓子やパン、ジュースなど。
子どもがおやつに食べることも多く、砂糖有害説では子どもの過剰摂取を警戒しています。

そして、子どもが些細なことでキレるのも、砂糖の過剰摂取が影響しているというのです。

子どもの暴力性(すぐキレる)

子どもの暴力性(すぐキレる)

砂糖の摂り過ぎで子どもがキレるとは、どういうことでしょうか?
砂糖有害説では、下記のようなメカニズムで説明されています。

1.砂糖を食べると、体内の血糖値が急上昇
2.血糖値を下げるため、インスリンが大量に分泌
3.血糖値が必要以上に下がり、正常値に戻すためアドレナリンが分泌
4.アドレナリンは攻撃ホルモンとも呼ばれ、怒りっぽくイライラする
5.その結果、些細なことでキレる

補足すると、そもそも私たちの主なエネルギー源は、砂糖などの糖分に含まれるブドウ糖。
そのブドウ糖が血中に含まれる量が、血糖値です。

ですから、砂糖などの糖分を含む食品を食べると、血中のブドウ糖が増えるため血糖値が上昇するのです。

しかし、血糖値は高くても低くても体には良くありません。
そのため、私たちの体は血糖値を一定に保とうとする働きがあり、ホルモンを分泌して血糖値の調整をおこないます。

その調整ホルモンの1つが、血糖値を下げるインスリンです。

砂糖の摂取によって血糖値が急上昇すると、体内では血糖値を下げるためのインスリンが大量に分泌されます。
しかし、インスリンが多すぎた結果、血糖値は正常値よりも低い数値に。

すると今度は血糖値を正常値に上げるため、アドレナリンが分泌されます。

アドレナリンは攻撃ホルモンとも呼ばれていて、分泌されると心拍数が上がって興奮状態に。
その結果、イライラして怒りっぽく、キレやすくなるという仕組みです。

じつは砂糖を有害とする最も大きな理由が、この砂糖による低血糖。
さらに低血糖は、暴力性だけでなくアレルギーや認知症、うつなどにも影響するといいます。

なぜならアドレナリンが分泌される副腎は、抗炎症作用やストレスに対抗するホルモンも分泌するから。

砂糖の過剰摂取によってアドレナリンの分泌量が多くなれば、他のホルモン分泌量に影響が出て、抗炎症作用やストレス対抗ホルモンは不足傾向になります。

その結果、免疫機能や脳の働きが低下して、アレルギーや認知症、うつなどの発祥リスクが高まると考えられているのです。

本当に砂糖の摂取によって子どもがキレやすくなったり、アレルギーやうつになるのか?事実を検証する前に、もう一つの砂糖有害説の理由である、骨への影響について見ていきましょう。

骨への影響

骨への影響

砂糖有害説では、砂糖を食べると骨に含まれるカルシウムが減少すると考えられています。
その理由は、砂糖に含まれるブドウ糖の代謝が関係しているようです。

まず、ブドウ糖は私たちのエネルギーとして代謝されますが、代謝には欠かせない栄養素があります。
それはビタミンB1。

しかし、砂糖にはビタミンB1が含まれていません。
その結果、ブドウ糖はスムーズに代謝されず、乳酸やピルビン酸となって体内に蓄積。

砂糖による骨への影響は、この体内に蓄積された乳酸やピルビン酸が原因だと考えられています。

そもそも、私たちの体内のpH値(酸性~アルカリ性の度合い)は、約7.4の弱アルカリ性で保たれているのですが、乳酸やピルビン酸は酸性です。

そのため、酸性に傾いた体内を弱アルカリ性に戻すために、pH値バランスを整えるミネラルが必要となります。

そこで骨に含まれるカルシウム(ミネラルの一種)を溶出して、体内のpH値を調整します。
だから、砂糖を摂ると体内のカルシウムが減少して、骨が弱くなるというのです。

しかし、この砂糖有害説には矛盾があるのです。

砂糖有害説はウソ

砂糖有害説はウソ

結論から言うと、砂糖によって体内のカルシウムは減少しません。
また、砂糖による低血糖には注意が必要ですが、砂糖の摂取が必ずしも暴力性につながるとは言えません。

その理由について、体内のカルシウム減少から順に確認していきましょう。

砂糖で骨が溶けることはない

砂糖に含まれるブドウ糖をエネルギーに変えるには、ビタミンB1が必要でした。
しかし砂糖はビタミンB1を含まないため、ブドウ糖は酸性の乳酸やピルビン酸となって体内に蓄積。

酸性に傾いた体内を弱アルカリ性に戻すため、骨に含まれるカルシウムが溶出される。
その結果、骨が弱くなるということでした。

ところが、実際は砂糖を食べても骨が弱くなることはありません。

まず砂糖にビタミンB1が含まれていないため、エネルギーにならず体内に蓄積するということですが、ビタミンB1は他の食品から摂取しているので、ちゃんとエネルギーとして代謝されます。

ただ、日本人はビタミンB1の摂取量が低いので、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉、ウナギ、大豆、玄米など)を積極的に摂取する方が良いでしょう。

なお、体内のビタミンB1が不足気味でも、乳酸やピルビン酸の影響を受けてカルシウムが溶け出ることはありません。

もし、体内のカルシウムが溶出されるなら、それは高乳酸血症や高ピルビン酸血症という病気の場合。
多少、栄養が偏った食事をしていたとしても起こるものではありません。

次に、低血糖についてです。

白米やパンは、砂糖以上に血糖値を上げる

白米やパンは、砂糖以上に血糖値を上げる

有害説では砂糖を食べると血糖値が急上昇するため、最終的に低血糖に陥るということでした。
しかし血糖値を上げやすい食品は、砂糖だけではありません。

そもそも、血糖値とは血中に含まれるブドウ糖の量。
血糖値が高くなると糖尿病の発症につながるため、高血糖には注意が必要です。

そのため、食品にはGI値という数値が設定されています。
GI値とは、食品に含まれるブドウ糖の多さから、血糖値に影響する度合いを数値化したもの。

GI値が高いほど、血糖値を上げやすくなります。
ちなみに、GI値が70以上の食品を高GI食品、70~55を中GI食品、55以下を低GI食品と分類されています。

砂糖(上白糖)100gあたりのGI値は108。
確かに高いですが、砂糖100gは大さじ約11杯分もの多さにあたり、料理などで使用する場合はもっと低い数値です。

他にGI値の高い食べ物では、白米83や食パン90(どちらも100gあたり)などがあります。
白米はお茶碗1杯で約150g、食パンは4枚切りで1枚およそ100gです。

そのため、ご飯や食パンも砂糖と同じか、食事内容によってはそれ以上に血糖値が上がる場合があるのです。

なお、砂糖の中でも白砂糖は精製度が高いため、体内にすぐ吸収されて血糖値を上げるとも言われますが、白米や小麦粉も精製度の高い食品。
体内に吸収されやすいのは、白米やパンも同じです。

ですから、血糖値上昇の危険性は砂糖だけではありません。

では、低血糖による暴力性はどうでしょうか?

砂糖を食べるとキレる?キレない?

砂糖を食べるとキレる?キレない?

砂糖などのGI値の高い食品を摂取すれば、血糖値が急上昇・急降下によって低血糖に陥る場合があるのは事実です。
しかし、それが暴力性につながるとは断定できません。

有害説のところでお話した低血糖に陥るメカニズムで考えると、確かに砂糖と暴力性は関係があるように思えます。

ところが血糖値を上げるホルモンは、アドレナリン(攻撃ホルモン)だけではありません。

血糖値を上げるホルモンは、アドレナリンの他に3つ(グルカゴン、成長ホルモン、コルチゾール)あり、この3つは攻撃性のないホルモンです。

そのため低血糖に陥ったとしても、アドレナリンだけが大量に分泌されて攻撃性が高まるわけではないのです。

なお、砂糖の摂取と暴力性への影響についても、相反する結果が報告されています。

そもそも、砂糖と暴力性に関連性があると考えられたのは、1970年代のアメリカ。
保護観察処分の子どもたちの食生活からジャンクフードや清涼飲料水、お菓子を制限したところ、行動が改善されたことがきっかけでした。

特に、砂糖を食べると暴力的になると報告されたのです。

しかし、アメリカの精神衛生学会は砂糖の摂取量と行動のへの影響について調べたものの、関連性は確認されませんでした。

そればかりか、ウィスコンシン大学の研究では、砂糖を多く含む朝食を58人の非行少年に食べさせた結果、57人の態度が改善されたというのです。

これは、砂糖に含まれるブドウ糖が関係しています。
私たちの気持ちを落ち着かせるのは、脳内で分泌される幸せホルモンとも呼ばれるセロトニン。

セロトニンの原料となるのは、タンパク質に含まれるトリプトファン(アミノ酸の一種)ですが、ブドウ糖はトリプトファンを脳内にスムーズに運ぶ作用があるのです。

そのため、砂糖たっぷりの朝食を食べた少年たちの脳内には、気持ちを落ち着かせるセロトニンが十分に分泌されて、行動が改善されたということ。
暴力性とは、反対の結果が出たのです。

このように、砂糖による影響はさまざまです。
そもそも、私たちは砂糖だけを摂取しているのではないので、どの程度の量がどのように影響するのかを正確に確かめることはできません。

ただ、現代人は砂糖を摂りすぎているので、過剰摂取には注意が必要。

WHOでも砂糖の摂取制限を推奨していますが、その理由は肥満や虫歯予防のため。
暴力性への影響については、何も触れられていません。

砂糖による低血糖を追求するよりも、砂糖の過剰摂取による確かな影響を知るほうが大切ではないでしょうか。

では、砂糖の過剰摂取による影響について、詳しく見ていきましょう。

砂糖の過剰摂取は、肥満や糖尿病の原因

砂糖を過剰摂取すると、肥満や糖尿病、虫歯になるリスクが高まります。

消費しない糖分は、脂肪に変わる

消費しない糖分は、脂肪に変わる

砂糖が血糖値を上げやすいことは何度もお話していますが、血糖値の上げやすい食品は肥満と糖尿病を引き起こす危険性があります。

砂糖などの糖分に含まれるブドウ糖を、私たちはエネルギーとして利用しています。
しかし、エネルギーとして代謝されなかったブドウ糖は、脂肪となって体内に蓄積されるのです。

また、上昇した血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、インスリンの別名は肥満ホルモン。
体内脂肪をつくりやすく、すでに蓄積されている脂肪の分解を阻害する作用があります。

そのため、砂糖をいつも摂取していると、どんどん脂肪は蓄積されて痩せにくい体になるのです。

さらに、血糖値の急上昇が何度も起こると、血糖値を下げるインスリンの分泌機能は弱まります。
十分にインスリンが分泌されなければ、血糖値は正常値に戻らないまま、また上昇することを繰り返すうちに、血糖値が常に高い数値になる糖尿病になる危険性があります。

糖尿病は、合併症が恐れられている病気です。
糖尿病による血行不良が原因で失明や足の組織が死滅したり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクも高くなります。

日本人はインスリンを分泌する力が欧米人よりも低く、糖尿病になりやすい体質といわれています。
肥満を軽く考えず、糖尿病にならないためにも肥満予防は重要です。

砂糖は虫歯のエサ

砂糖は虫歯のエサ

また、虫歯になる原因にも砂糖が関係しています。
じつは虫歯菌が繁殖する歯石は、砂糖を利用して作られています。

歯石の中で繁殖した虫歯菌が、歯のエナメル質を溶かす酸を分泌することで虫歯ができるのです。

そのため砂糖を含んだ甘いものを食べた後の口の中は、虫歯菌が繁殖しやすい環境です。
虫歯にならないように、食べた後はしっかり歯磨きするように気をつけましょう。

では、食品の中でも砂糖の含有量の多いジュースについて、見ていきましょう。

ジュースに含まれる砂糖の量は、角砂糖20個

ジュースに含まれる砂糖の量は、角砂糖20個

砂糖はお菓子以外にも、ソースやケチャップをはじめ多くの加工食品に含まれています。

中でも砂糖の含有量が多いのは、ジュース。
ジュースの種類によっては500mlのペットボトル1本分で、WHO(世界保健機関)が定める摂取量(1日25g)の倍以上の砂糖が含まれています。

では、ジュースに砂糖がどのくらい含まれているか、見てみましょう。

【ジュース(500ml)に含まれる砂糖の含有量(多い順)】※角砂糖3gで計算

商品名個数重さ(g)
ファンタ-オレンジ味約19.2個57.5g
コカ・コーラ 約18.8個56.5g
Dole アップル約18.7個56.0g
三ツ矢サイダー約18.3個55.0g
はちみつレモン約18個54.1g
C.C.レモン約16.8個50.5g
カルピスソーダ約14.3個43.0g
午後の紅茶ミルクティー約13個39.0g
小岩井ミルクとコーヒー約12.7個38.0g
リプトンレモンティー約10.9個32.8g
ポカリスウェット約10.3個31.0g
アクエリアス約7.8個23.5g
グリーン ダカラ約7.1個21.3g
午後の紅茶ストレートティー約6.7個20.0g

このように、ジュースやスポーツドリンクには砂糖が大量に含まれているため、毎日飲む習慣がある人は砂糖を過剰摂取している危険性があります。

また子どもや女性はジュースと一緒に、お菓子やパンなどの甘いものを食べることも多いと思います。

しかし、甘いものとジュースを一緒に食べれば、摂取する砂糖の量はとんでもないことに。
ジュースを飲む場合はお菓子を控えたり、お菓子を食べる場合はお茶に変えたりと、砂糖の摂取量が増えすぎないように注意しましょう。

白砂糖の漂白説について

白砂糖の漂白説について

また、白砂糖など精製度が高い砂糖よりも、黒糖など精製度の低い砂糖のほうが健康的ないイメージがありますが、これは精製によってミネラルが取り除かれることが関係しています。

砂糖の原料であるサトウキビやテンサイ(ビート・砂糖大根)から、あまり加工・精製されていない砂糖のほうがミネラルは摂取できます。

ただ、砂糖に含まれるミネラルは微量なので、砂糖のミネラル量はそれほど気にする必要はありません。
ミネラルが豊富な海藻や豆類、肉、魚、野菜などをバランス良く食べることを心掛けるほうが、ミネラルの摂取には効果的です。

ちなみに、白砂糖は漂白剤が使われているという疑惑もありますが、砂糖が白く見えるのは光の反射によるもの。

白砂糖(上白糖)やグラニュー糖などの精製度の高い砂糖は、よく見れば透明の結晶が集まったものであって、漂白剤は一切使われていません。

砂糖は脳のエネルギー?

ところで、砂糖は脳のエネルギーとも言われますが、実際に脳のエネルギーとなるのは砂糖ではなく、ブドウ糖です。

ブドウ糖とは、それ以上分解できない最小単位の糖質のこと。

ブドウ糖のように、それ以上分解できない糖質を単糖類、単糖の結合数が2~10個までを少糖類、単糖の結合数がそれ以上のものを多糖類と分類しています。

【糖質の種類】

分類種類
単糖類ブドウ糖・果糖・ガラクトース
少糖類ショ糖・麦芽糖・乳糖・オリゴ糖
多糖類デンプン・グリコーゲン・デキストリン

なお、砂糖の主成分はショ糖です。
ショ糖はブドウ糖と果糖が結合したものなので、確かに脳のエネルギーとなるブドウ糖を含んでいます。

しかし、芋や穀物に含まれるデンプンもブドウ糖へと分解されるので、普通に食事を摂っていればブドウ糖は不足しません。
わざわざ砂糖を摂る必要はないのです。

そのため、お菓子やジュースなどの甘い食べものは、嗜好品のひとつとして少量を楽しむ程度に留めましょう。

では最後に、血糖値を上げにくい人工甘味料について見てみましょう。

カロリーゼロの危険性

カロリーゼロの危険性

砂糖の代わりに人工甘味料で甘みを作り出す、カロリー・糖質ゼロのお菓子やジュース。
人工甘味料(アスパルテーム・アセスルファムK・スクラロース・ネオテーム・サッカリンなど)のGI値は10程度で、血糖値の上昇に影響しません。

そのため人工甘味料を使用した食品は、糖尿病患者や肥満気味の人でも血糖値を気にすることなく、甘いものを食べることができます。

しかし、人工甘味料は脳神経や発がん性への影響、さらには血糖値を下げるインスリンの分泌を促進するなどの副作用を危険視する声もあります。

血糖値を上げないからといはいえ、どんな食品も食べ過ぎはよくありません。
適量に留めるようにしましょう。
(人工甘味料の詳細は、ゼロカロリーの記事をご覧ください)

まとめ

砂糖の有害説は衝撃的で、私も最初は信じていました。
しかし実際に調べてみると砂糖自体が悪いのではなく、摂取量の多さが問題だということ。

そのため、黒糖やてんさい糖などの加工度の低い砂糖と精製度の高い白砂糖、どちらを摂取しても体への影響に大きな差はありません。
砂糖の種類よりも摂取量に注意していきましょう。

また、ジュースに含まれる砂糖の量にも驚きました。
甘くてつい飲みすぎてしまいますが、毎日飲むのは止めて、飲む場合もコップ1杯に留めようと思います。

甘いものは少量をじっくり味わい、摂りすぎないように気をつけていきましょう。

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