大豆油は知らずに毎日摂っている!老化や病気を引き起こす危険性とは

加工食品に使われる『大豆油』の病気や老化を引き起こす危険性とは?

いきなりですが、「大豆油は危険なので注意しましょう」と言われたらどう思いますか?

大豆油は使ってないから大丈夫と思った人は、要注意。
じつは家庭で大豆油を使っていなくても、私たちは毎日のように大豆油を摂取しているのです。

そのため、誰もが大豆油の摂り過ぎに注意しなければいけません。

では、私たちは何から大豆油を摂取しているのでしょうか。
大豆油の危険性とあわせて、詳しく見ていきましょう。

大豆油は、ほとんどの加工食品に使用されている

まず、家庭で大豆油を使用していないにも関わらず、私たちは何から大豆油を摂取しているかというと、それは加工食品です。

大豆油は色が薄く、臭いも少ないため、どんな料理にも使いやすい特徴があります。
そのためマーガリンやドレッシング、マヨネーズをはじめ、お菓子やパン、缶詰、レトルト食品など、さまざまな加工食品に使用されているのです。

また、スーパーで大豆油を見かけたことはないかもしれませんが、サラダ油の種類によっては大豆油がブレンドされているものがあります。

このように、大豆油はさまざまな食品に含まれていて、私たちは知らずに大豆油を摂り続けているのです。

その消費量は年間で約48万トン。
これは国内消費量、第1位の菜種油、第2位のパーム油に次ぐ、3番目の多さです。

なお、加工食品に使用される油脂類は、大豆油や菜種油などの種類で表示しなくても、植物油や動物油脂といった一括表示が認められています。

そのため、ほとんどの加工食品は原料表示を見ても大豆油と記されていません。

しかし、数種類の油が配合される場合もほぼ大豆油は使用されるので、加工食品に植物油の表示があれば、大豆油が含まれていると考えて間違いないでしょう。

それでは、なぜ大豆油の取り過ぎに注意しなければいけないのでしょうか?
大豆油が体に与える影響について見ていきましょう。

大豆油を摂り過ぎると、体内に炎症が起こる

結論からいうと、大豆油の摂り過ぎは体内に炎症物質を発生させ、細胞を傷つける危険性があるのです。

では、なぜ大豆油の摂り過ぎで炎症物質が発生するのか、そのメカニズムを簡単に説明します。

油は脂肪酸と呼ばれる油の成分で構成されていて、主な脂肪酸が4つあります。

脂肪酸の種類
引用元:ニッスイ サラサラ生活向上委員会

1つ目は大豆油の主成分であるオメガ6(リノール酸)、2つ目は魚の油や亜麻仁油に豊富なオメガ3(EPA・DHA・α-リノレン酸)。
3つ目はオリーブオイルの主成分であるオレイン酸で、4つ目がラードやバターなど動物性脂肪に多い飽和脂肪酸です。

この4つの油の成分(脂肪酸)をバランスよく摂ることが、健康な体を保つためには重要だと考えられています。

しかし、私たちは油の成分を気にせず食事をしているため、4つの油の成分をバランスよく摂取できていません。

特に摂取バランスが悪いのは、大豆油に多いオメガ6(リノール酸)の摂り過ぎと、魚の油に豊富なオメガ3の摂取不足。

過剰摂取しているオメガ6は炎症作用があり、オメガ3の抗炎症作用と正反対のため、2つの摂取バランスの悪さは体内にも悪影響を及ぼします。

それが、炎症物質の発生です。
大豆油に多く含まれるオメガ6は、過剰摂取すると体内に炎症物質を発生させる危険性があります。

本来ならオメガ6による炎症物質が発生しても、オメガ3の抗炎症作用が炎症を最小限に抑えます。

しかし現代の私たちは年々魚を食べなくなっているため、炎症を抑えるオメガ3を十分に摂取できていません。

その結果、体内での炎症を鎮めることができず、オメガ6によって発生した炎症物質によって細胞が傷つけられてしまうのです。

傷つけられた細胞はアレルギーや動脈硬化、がんなど、さまざまな病気を引き起こす要因だと考えられています。

では、大豆油にどのくらいオメガ6が含まれているか、見てみましょう。

大豆油の半分以上が、炎症作用のあるオメガ6

大豆油に含まれる油の成分(脂肪酸)の割合は、下記のとおりです。

大豆油の脂肪酸組成

大豆油の成分表グラフ

  • 飽和脂肪酸

    14.1%

  • オレイン酸

    23.3%

  • リノール酸

    55.4%

  • α-リノレン酸

    7.2%

大豆油に最も多く含まれているのは、私たちが過剰摂取しているオメガ6(リノール酸)です。

私たちに不足したオメガ3(α-リノレン酸)も微量に含まれていますが、この割合では過剰摂取しているオメガ6をさらに増やしてしまうだけ。
ですから、大豆油の取り過ぎには注意が必要なのです。

大豆油自体を使用しないことはもちろん、大豆油が含まれる加工食品も毎日利用するのは控える方が良いでしょう。

また、大豆油は他にも問題点があります。

原料の大豆は、ほぼ遺伝子組み換え

原料の大豆は、ほぼ遺伝子組み換え

炎症作用のオメガ6が多いだけでなく、大豆油は遺伝子組み換えの問題があります。

遺伝子組み換え作物は安全性が確認されているとはいえ、長期的な摂取や自然への影響に対する不安要素は、完全に解決されていません。

日本は遺伝子組み換え作物の栽培はおこなっていないものの、海外から大量に遺伝子組み換え作物を輸入しています。

そのひとつが、大豆です。

大豆の国内自給率はわずか6%のため、国内に流通する90%以上の大豆は海外産です。
そして、その80%以上が遺伝子組み換えの大豆だと考えられています。

不安要素のある大豆で作られた大豆油が、さまざまな加工食品に使用されているのです。

また最近では、大豆油の欠点であるオメガ6を減らして、抗酸化力のあるオレイン酸を増やした新品種の大豆油も開発されています。

しかし、この新品種の高オレイン酸大豆油も、遺伝子組み換え技術によって作られているので注意しましょう。

まとめ

私たちは毎日、さまざまな加工食品から大豆油を摂取しています。
加工食品は便利ですが、これからは利用回数を減らしていきましょう。

また、オメガ6の多いサラダ油なども控えると同時に、積極的に摂取したいのがオメガ3の油です。

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ピュアフィールドのボタニカルオイルミックス

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オリーブオイルやアボカドオイルに豊富なオレイン酸やビタミンEは、体内の脂質を酸化させる活性酸素を抑制します。

活性酸素の働きを抑えることで、老化や病気を引き起こす体の酸化を防止するのです。

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さらに、私たちが過剰摂取しているオメガ6が10%と少なく、毎日使っても問題ありません。

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