サチャインチオイルは熱に強いオメガ3の油!亜麻仁油やえごま油との違いは?

サチャインチオイルは熱に強いオメガ3の油!亜麻仁油やえごま油との違いは?

話題の健康オイルの中でも、特に注目されているオメガ3の油。
そのオメガ3が豊富に含まれている、サチャインチオイルを知っていますか?

ちなみにサチャインチオイルの他にも、オメガ3が豊富に含まれている油は亜麻仁油やえごま油があります。

しかし、サチャインチオイルは亜麻仁油やえごま油にはない、大きな特徴があります。

それは加熱調理に使えること。
本来、オメガ3は熱に弱いため、オメガ3が豊富に含まれる油は加熱調理に使えません。

ところが、サチャインチオイルはオメガ3が多く含まれているにも関わらず、加熱しても酸化しにくい油なのです。

そこで、サチャインチオイルについて調べてみました。
サチャインチオイルがどのくらい熱に強いのか、また亜麻仁油やえごま油と何がちがうのか、一緒に確認していきましょう。

サチャインチオイルって、どんな油?

サチャインチオイルとは、南米ペルーが原産のサチャインチ(インカナッツ)というツル性植物の種から採れる油。

原料となる種は星型のさやに入っていて、サチャインチオイルの他に『インカインチオイル』や『グリーンナッツオイル』とも呼ばれています。

ちなみにグリーンナッツオイルと呼ばれる由来は、さやが鮮やかな緑色をしているから。
さやが緑から茶色に熟すと種が収穫され、サチャインチオイルの原料に利用されたり、そのままナッツとしても食べられています。

なお、サチャインチオイルの最大の特徴は2つ。
それは『オメガ3が豊富なこと』と『熱に強いこと』です。

詳しく見ていきましょう。

サチャインチオイルは、私たちに不足したオメガ3がたっぷり含まれている

サチャインチオイルには、『オメガ3』という油の成分(脂肪酸)が豊富に含まれています。

主な脂肪酸はオメガ3を含めて4つあり、油の種類によって含まれる脂肪酸は変わります。

ちなみに、サチャインチオイルに含まれるオメガ3以外の脂肪酸は、サラダ油に多く含まれる『オメガ6』とオリーブオイルの主成分である『オメガ9』。
バターや肉の脂に多く含まれる『飽和脂肪酸』です。

この4つの脂肪酸をバランスよく摂取することが、健康な体を保つには重要だと考えられています。
しかし、ほとんどの人が下記の表のような偏った油の摂り方をしているのです。

脂肪酸摂取状況主な油
オメガ3不足サチャインチオイル
亜麻仁油
魚の油
オメガ6過剰サラダ油
大豆油
オメガ9普通オリーブオイル
飽和脂肪酸過剰ぎみバター
肉の脂

唯一、摂取量が不足しているのが、サチャインチオイルや亜麻仁油、魚の油に多く含まれるオメガ3。
一方で、サラダ油に含まれるオメガ6やバターに多い飽和脂肪酸は過剰摂取しています。

じつはこの偏った油の摂り方が、病気や老化の発症リスクを高めているのです。

特に問題視されているのが、サラダ油に含まれるオメガ6の過剰摂取と、サチャインチオイルに含まれるオメガ3の摂取不足。

この2つの脂肪酸の摂取バランスが悪いと、体内に炎症が起こりアレルギーや動脈硬化、がんなど、さまざまな病気にかかりやすくなります。

その理由は、オメガ6とオメガ3は体内で真逆の働きをするから。
オメガ6は体内に炎症を起こす炎症作用があり、オメガ3はその炎症を抑える抗炎症作用があります。

そのためオメガ6とオメガ3の摂取バランスが悪いと、体内に炎症が起こりやすくなるのです。

オメガ6とオメガ3の摂取バランスが悪いと、体内に炎症が起こりやすくなる

炎症作用のあるオメガ6は体内に過剰に取り込まれると、炎症物質を発生させて体内の細胞を傷つけます。

炎症物質によって細胞が傷つけられると、その細胞がある臓器にまでダメージが及ぶため臓器が正常に機能できなくなります。

その結果、アレルギーや動脈硬化、認知症、がん、肌のシワ・たるみなど、さまざまな病気や老化現象が引き起こされるのです。

ただ、炎症作用のあるオメガ6も体に必要な成分。
ですから炎症物質を発生させないように、抗炎症作用のオメガ3とバランス良く摂取する必要があるのです。

なお、オメガ6とオメガ3の摂取バランスは4:1の割合が理想とされています。
しかし私たちの現状の摂取バランスは、10:1~50:1とオメガ6に大きく傾いているのです。

オメガ6とオメガ3の摂取バランスは4:1の割合が理想

そのため、オメガ6が多く含まれるサラダ油や大豆油の摂取を控えると同時に、サチャインチオイルなどオメガ3が豊富に含まれている油の積極的な摂取が必要です。

では、サチャインチオイルにどのくらいオメガ3が含まれているか見ていきましょう。

サチャインチオイルは熱に強いオメガ3オイル

サチャインチオイルに含まれる脂肪酸(油の成分)の割合は、下記のとおりです。

サチャインチオイルの成分表グラフ

  • 飽和脂肪酸

    6.8%

  • オレイン酸

    7.6%

  • リノール酸

    35.2%

  • α-リノレン酸

    50.4%

この中で私たちに不足したオメガ3に当てはまる脂肪酸は、全体の約半分を占めるα-リノレン酸です。

そもそも、オメガ3やオメガ6は脂肪酸を分類するグループ名のこと。
そのため実際の油には、α-リノレン酸やリノール酸といった脂肪酸が含まれています。

ちなみにオメガ3はα-リノレン酸の他に、魚の油に豊富に含まれるDHAやEPAなどが分類されていて、私たちが過剰摂取しているオメガ6の脂肪酸はリノール酸やアラキドン酸などです。

脂肪酸グループ脂肪酸の種類主な油
オメガ3α-リノレン酸
DHA
EPA
サチャインチ
オイル
亜麻仁油
魚の油
オメガ6リノール酸
アラキドン酸
サラダ油
大豆油

なお、α-リノレン酸やDHAなどのオメガ3は、油の成分の中でも特に熱に弱く酸化しやすい性質があります。
そのためオメガ3オイルは加熱せず、そのままサラダや飲み物に混ぜて摂取するのが一般的。

ところが、サチャインチオイルは熱に弱いα-リノレン酸が多いにも関わらず、加熱調理に使える、便利なオメガ3オイルなのです。

サチャインチオイルは、加熱してもオメガ3が減らない

サチャインチオイルが加熱調理に使用できる理由は、ビタミンEが豊富に含まれているから。

ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、その抗酸化力がサチャインチオイルの酸化を防ぐため、加熱調理に使用できるのです。

なお、サチャインチオイルに含まれるビタミンEの量は植物油の中でも断トツ。

ビタミンEの量が多いとされるヒマワリ油でも、100g中のビタミンEの量は40mg前後ですが、サチャインチオイルに含まれるビタミンEの量は100g中150~220mgとケタ違いの量が含まれています。

そのため、加熱不可とされるオメガ3オイルの中で、サチャインチオイルだけが加熱できるオメガ3オイルなのです。

ちなみに、サチャインチオイルが他のオメガ3オイルと比べて、どのくらい熱に強いかを調べた実験があります。

実験に使用された油は、サチャインチオイル・亜麻仁油・えごま油の3つ。
どれもオメガ3の一種である、α-リノレン酸を主成分とする油です。

それぞれの油を180℃まで加熱し、オメガ3の量がどう変化するか調べられました。
その結果が、下記の表です。
実験に使用された油は、サチャインチオイル・亜麻仁油・えごま油の3つ。 どれもオメガ3の一種である、α-リノレン酸を主成分とする油です。 それぞれの油を180℃まで加熱し、オメガ3の量がどう変化するか調べられました。

加熱前は亜麻仁油やえごま油のほうが、サチャインチオイルよりもオメガ3の含有量は多いですが、加熱温度が上がるにつれて亜麻仁油やえごま油のオメガ3の量はどんどん減少しています。

一方、サチャインチオイルも加熱によってオメガ3が減少するものの、亜麻仁油やえごま油と比べると減少した量はわずか。

ビタミンEが豊富に含まれているサチャインチオイルだけが、熱による影響が抑えられています。

ただし、サチャインチオイルを揚げ油に使用してはいけません。
オメガ3オイルの中では熱に強いとはいえ、高温で長時間加熱すれば油はどんどん酸化していきます。

そのため、サチャインチオイルを180℃以上の高温まで熱さないように、炒め調理などに使用しましょう。

最後に、サチャインチオイルに含まれるオメガ3の健康効果について見ていきましょう。

オメガ3は動脈硬化を予防する

サチャインチオイルに含まれるオメガ3は体内の炎症を抑える以外に、血中の中性脂肪を減少させる作用があります。

血中の中性脂肪が減少すると、動脈硬化の原因である悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が体内で合成されにくくなります。
その結果、動脈硬化を予防することができるのです。

オメガ3を摂取すると、脂肪が燃えやすくなる

またオメガ3を摂取すると、体内の脂肪がエネルギーに変わりやすくなります。
オメガ3は脂肪を分解させる酵素を活性化する働きがあるため、体脂肪がエネルギーとして消費されやすくなるのです。

なお、摂取するタイミングは運動後ではなく、運動前に摂取すること。
運動する4時間前に摂取すると、より効果的とされています。

オメガ3の副作用は?

私たちはオメガ3を積極的に摂取する必要がありますが、過剰摂取はいけません。
オメガ3は過剰摂取すると、下痢や吐き気を起こす場合があります。

また、オメガ3は血液を固まらせる血小板の凝集を抑える作用があるため、摂り過ぎるとケガをした時に血が止まりにくくなる恐れもあります。

オメガ3の1日の摂取量は、小さじ1杯(5g)程度で十分。
一度に大量に摂取するのではなく、少量の摂取を続けることが大切です。

まとめ

サチャインチオイルには、私たちに不足したオメガ3と抗酸化力のあるビタミンEが豊富に含まれています。

またオメガ3オイルの中では唯一、熱に強いので、いろんな料理に使用したい方は、亜麻仁油やえごま油よりもサチャインチオイルがおすすめです。

ただ、揚げ物にはオリーブオイルなど、熱に強いオメガ9が豊富な油を使用するようにしましょう。

また、サチャインチオイルは熱に強いですが、基本的にはオメガ3は加熱せずそのまま摂取するほうが、油に含まれるオメガ3をたっぷり取り込むことができます。

そこでおすすめなのが、『RITAN(リタン)プレミアムオイル』

RITAN(りたん)プレミアムオイル

リタンプレミアムには、オメガ3が豊富なサチャインチオイルと亜麻仁油が含まれています。

加熱用ではなく、料理や飲み物にそのままかけて摂取するタイプですが、1日分ごとに個包装されているため、新鮮なオメガ3オイルを手軽に摂取することができます。

⇒ プレミアムオイル 公式サイトへ

また、加熱調理には『フシコスのオリーブオイル』がおすすめです。

フシコスのオリーブオイル

オリーブオイルは熱に強いオメガ9が多く含まれているため、炒め物や揚げ物など、どんな加熱調理にも使用できます。

さらにフシコスのオリーブオイルは、未熟なオリーブの実だけが使用されています。
そのため抗酸化成分のポリフェノールもたっぷり含まれています。

⇒フシコスオリーブオイル公式サイトへ

このページのトップに戻る