あなたは使う?やめる?危険すぎるサラダ油の3つの問題点

あなたは使う?やめる?危険すぎるサラダ油の3つの問題点について。

『サラダ油は健康を害する』
こんな話を聞いたことはありませんか?
ずっとサラダ油を使っている私には衝撃的すぎる話です。

そんな話信じたくない!
そう思いたいのに、心の底は何だかモヤモヤ…。

サラダ油はやめるべき?
それとも、このまま使って大丈夫なの?

サラダ油が本当に体に悪いのか、真実を確かめてみました。

サラダ油って何の油?

そもそもサラダ油とは、JAS規格が定めたルールをクリアした油の総称。

JAS規格が定めたルールとは…
・菜種、大豆、紅花、ヒマワリ、トウモロコシなど9種類の原材料の中から作られたもの
・0℃の環境で5.5時間放置しても油が固まったり、白く濁ったりしないこと

味や匂いにクセがなく、さまざまな料理に使えるのが魅力です。
火を通すことなく、生でもサラダのドレッシング等に使えることから、サラダ油という名前がつけられました。

9種類の原材料の中でも菜種と大豆が多く使われ、現在流通している8割以上を占めます。
また原材料が1つではなく、菜種と大豆など2種類以上を混ぜ合わせて作られた油は調合サラダ油といわれています。

味や匂いもなく、何にでも使いやすい。
そんな完璧ともいえるサラダ油には、危険な問題点があったのです。

危険すぎるサラダ油の問題点

サラダ油の問題点、それは3つあります。

・原材料が遺伝子組換え作物
・製造過程でトランス脂肪酸が発生
・リノール酸が多く含まれている

言葉だけでも、ちょっと怖い感じ…。
ひとつずつ問題点を掘り下げてみましょう。

遺伝子組換え作物を使っている

国内での油の自給率はどのくらいだと思いますか?
じつはたったの3%!
残り97%が海外からの輸入品で作られています。

サラダ油の原料の大半を占める菜種と大豆。
菜種はカナダとオーストラリア、大豆はアメリカやブラジルから大量に輸入されています。
そして、そのすべてが遺伝子組換え作物なんです。

遺伝子組換えで作られた作物は害虫に強く、除草剤でも枯れないように遺伝子を変化させています。これにより作物は順調に育ち、大量生産が可能に。
その結果、私たちは低価格でサラダ油を購入することができるのです。

私たちには嬉しい反面、遺伝子組換え作物の安全性は確かなものとはいえません。
2012年、フランスで遺伝子組換え作物の危険性を訴えた衝撃的な実験結果が発表されました。

それは、ネズミ200匹をグループに分け、遺伝子組換えのトウモロコシだけ、除草剤のかかったトウモロコシだけ、遺伝子組換えも除草剤も使用していないトウモロコシだけをそれぞれ食べさせるというもの。
ネズミの寿命に相当する2年の歳月をかけて、体への影響をみる実験でした。

結果は、遺伝子組換えと除草剤を使用したトウモロコシを食べたグループのネズミに、実験開始の4ヶ月頃から腫瘍ができはじめ、頭と同じくらい大きな腫瘍にまでなったのです。

遺伝子組換え・除草剤を使っていないネズミにも腫瘍はできました。
しかし、発生時期は実験終了間近の23ヶ月後で腫瘍は小さく、ネズミは人間でいうと80歳くらいの高齢になっていました。

この実験から遺伝子組換え作物と除草剤は、大きな腫瘍を早期につくりだす恐れがあることがわかったのです。

トランス脂肪酸が含まれている

透明で匂いやクセのないサラダ油。
菜種や大豆からできているのにほぼ無味無臭なのはナゼ?

それは製造過程で、高温加熱による脱色や脱臭をおこなっているからです。
200℃以上で加熱処理された油は透明で無臭になりますが、同時にトランス脂肪酸が発生しています。

トランス脂肪酸は自然界に存在しない脂肪酸。
体が必要としていないため、動脈硬化や認知症、アレルギー、ガンなどを引き起こす危険な脂肪酸です。

農林水産省のデータでは、調合サラダ油100gあたり最大2.8gもトランス脂肪酸が含まれています。
アメリカやヨーロッパなど、海外では使用に対して規制がかかっているトランス脂肪酸。
クセのない油にする代償としては、あまりにも危険な脂肪酸です。

リノール酸が多い

脂肪酸の話が出ましたが、菜種や大豆にもともと含まれている脂肪酸の中にも控えたいものがあります。

それはリノール酸。
リノール酸はコレステロールや中性脂肪を下げる働きを持っています。
植物油に多く含まれ、その効果から植物油は健康的なイメージが広まりました。

しかし、その作用は一時的なもので、摂り過ぎると逆効果に変わることが後にわかったのです。
多くの人を悩ましている動脈硬化やアレルギー、ガンなどは、リノール酸の過剰摂取が原因のひとつと考えられています。

逆の効果を知らないまま、多くの人が今もリノール酸の多い植物油を使い続けています。
またマヨネーズや加工食品にもリノール酸が含まれており、現代は過剰に摂りすぎている状態です。

まとめ

どんな料理にでも使える万能のサラダ油は、危険要素がいっぱい入った油でした。

また体への悪影響として、動脈硬化やガン、アレルギーなど重なる症状がありましたね。
同じ病気になる原因が3つも含まれていると、よりその病気を引き起こしてしまうんじゃないかと心配になります。

油だけがすべての原因でないとしても、不安材料は減らしていきたいものです。
これをきっかけにサラダ油の使用について、今日から見なおしていきましょう。

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